5. ワールドを選ぼう

MMORPGの平行世界

MMORPGには「サーバー(通称:鯖)」という平行世界が存在します。

多人数参加型のゲームとはいえ、1億人のプレイヤーが一つのサーバーに同時にアクセスしたら、まずサーバーがダウンしてしまうでしょう。そのため、ある程度の上限人数ごとにサーバーをいくつか用意して、プレイヤーを分散させて負荷を軽減しているのです。


ワールド

FF14では、サーバーは「ワールド」と呼ばれます。ゲームを始める前に、先にどのワールドで遊ぶか決めておくとその先をスムーズに進めることができます。

ゲームを始めると、有料のワールド移転サービスを利用しない限り、他のワールドとの間を行き来することはできません。友達と一緒に遊ぶときは、選ぶワールドを間違えないように注意しましょう。

FF14のワールドにはFFシリーズに登場した武器・召喚獣の名前がつけられています。プレイヤーの間では、略称や愛称で呼び表されることもしばしばあります。

例:Alexander(アレキサンダー)ワールド=聖鯖、Carbuncle(カーバンクル)ワールド=鞄鯖、Gungnir(グングニル)ワールド=槍鯖、Ramuh(ラムウ)ワールド=爺鯖。

同じ目的を持つプレイヤーが一つのワールドに集まることもよくあります。そのため、都市の雰囲気・プレイヤーの人口・マーケットの相場・よく遊ばれているコンテンツなどには、ワールドごとの特色が見られるようになります。

一部のワールドには名前に「(Legacy)」と表記されていますが、これは「新生エオルゼア」のサービス開始時、旧FF14に90日以上課金をして遊んでいたキャラクターである「レガシーキャラクター」用のワールドが設置された名残です。

レガシーキャラクターは旧FF14当時のレベル・アイテム・所持金などのデータを引き継いでゲームを開始することができたため、ゲーム初期の物価の高騰などを抑える措置として、レガシーキャラクターで遊べるワールドが一時的に制限されていました。現在は、この制限は撤廃されています。


データセンター

いくつかのワールドを一括に取りまとめているものが「データセンター」です。データセンターはログイン後、ゲームスタート画面のメニューから変更することができます。

データセンターには日本に設置されているものと、海外(北米・欧州)に設置されているものがあります。日本に設置されているデータセンターには日本在住の方推奨と表記されていますが、データセンターとの距離による通信速度などの関係から、東南アジア・オセアニア圏の方なども多く利用されているようです。

日本でゲームをプレイする際の推奨データセンターはElemental、Gaia、Manaになります。北米や欧州のデータセンターに属するワールドを選ぶと、周りが外国のプレイヤーばかりだったり、物理的距離による通信の遅延が起こったりしますので注意してください。


希望のワールドにキャラクターが作れない場合

混雑対策のため、ワールドが一時的に新規キャラクターの作成を受け付けない状態になっていることを「新規キャラクター作成制限」がかかっているといいます。

人気が高くプレイヤー人口が多いワールドは、新規キャラクター作成制限がかかりがちです。日本推奨データセンターのワールドでは、Chocobo(チョコボ)、Bahamut(バハムート)、Shinryu(神竜)などで頻繁に制限がかかっています。

早朝であれば制限が解除されていることも多いので、どうしてもそのワールドでゲームをしたいという場合は、時間帯を変えてキャラクターの作成を試してみてください。